SIPサーバは、プロキシサーバ、リダイレクトサーバ、登録サーバ、ロケーションサーバの4つの機能が規定されている。これら機能を1つのサーバに集約したものや、それぞれ独立させて運用しているものもある。

問題15回答
プロキシサーバは、UACからのリクエストをUASへ転送したり、[A]を転送したりする。プロキシサーバが複数ある場合はリクエストやレスポンスは、複数の[B]を経由してUAに転送される。プロキシサーバには「ステートフルプロキシ」「ステートレスプロキシ」「[C]フルプロキシ」の3つの動作モードがある。
[A]:そのレスポンス
[B]:プロキシサーバ
[C]:コールステート
問題16回答
ステートフルプロキシは、受信したリクエストとそれを処理して転送したリクエストの情報を[A]し、[B]状態を管理している。必要に応じて、処理が継続中であることを表す[C]をUACへ返す。ステートレスプロキシは、メッセージの中継のみを行い、[B]管理やSIPメッセージ情報の保持や暫定レスポンスの応答など実施しない。
[A]:保持
[B]:トランザクション
[C]:暫定レスポンス
問題17回答
コールステートフルプロキシは、[A]プロキシの機能に加え、SIPのやりとりの経路上に常駐し、一連のトランザクションからなる[B]を呼とみなして接続関係の情報を管理し、[C]情報の収集等を実行する。
[A]:ステートフル
[B]:ダイヤログ
[C]:課金
問題18回答
リダイレクトサーバは、UACからのリクエストを[A]に書き換えてUACへ送り返す機能を持つ。この機能によって、UASが移動している場合でも接続可能である。リクエストの転送や中継を[B(行う/行わない)]。
[A]:別の宛先
[B]:行わない
問題19回答
登録サーバは、UAからの登録要求を受けて、[A]サーバへUAの[B]情報を登録することで、同一の[C]内にある他のSIPサーバから利用可能にしている。ロケーションサーバは、登録サーバが維持したUAの情報を[D]し、プロキシサーバ機能やリダイレクトサーバ機能によって利用されるロケーションサービスを提供する。
[A]:ロケーション
[B]:IPアドレス
[C]:管理ドメイン
[D]:蓄積

IP-PBX

問題20回答
従来のPBX(Private Exchange:私設交換機)は、制御部、[A]スイッチ、[B]端末、外線インタフェースで構成され、制御部で制御されるシグナリングを、PBX~PBX間あるいはPBX~公衆電話網間でやり取りし、相手先と呼を確立する。
[A]:音声
[B]:内線
問題21回答
IP-PBXは、[A]サーバ(SIPサーバ等)、IP電話端末、内線端末、VoIPゲートウェイで構成され、[B]をベースとしたIPネットワーク上で接続される。SIPサーバとIP電話端末の間でSIPメッセージのやりとりをし、端末間の[C]セッションを確立する。デジタル化→圧縮→[D]化→IPパケット化が行われ、音声信号がストリーム伝送される。
[A]:制御
[B]:LAN
[C]:RTP
[D]:フレーム
問題22回答
IP-PBXにおける電話端末には、IP電話機、[A](PCにIP電話アプリケーションをインストールしたもの)、[B]機(スマートフォン等にIP電話アプリケーションをインストールしたもの)などがある。
[A]:ソフトフォン
[B]:無線IP電話
問題23回答
センタ拠点LANにIP-PBXを置き、複数の拠点LANをインターネットVPN、広域イーサネット、IP-VPN、エントリーVPN、専用回線のWAN接続などで内線接続を行うもを[A]という。無線IP電話システムは[B]と呼ばれる。
[A]:IPセントレックス
[B]:モバイルセントレックス
問題24回答
IP-PBXのメリットは、IP-PBX本体を代表拠点に設置することで、全拠点が[A]環境として運用可能であること。データネットワークへの統合や拠点内配線の統合により、拠点間通信コスト・[B]の削減。複数拠点間システムの一元管理とアプリケーション共用による効率向上、運用メンテナンス費用の削減。業務アプリケーションやグループウェア連携による業務効率向上。プレゼンス管理による生産性向上。[C]によるワークスタイル革新・オフィススペース削減。などがあげられる。
[A]:同一内線
[B]:初期費用
[C]:フリーアドレス
問題25回答
ユニファイドコミュニケーションとは、IP-PBX等をさらに進化させた概念であり、音声コミュニケーション、[A]、映像コミュニケーション、[B]をIP技術によって統合し、1つのデバイスから目的やTPOに合った最適なコミュニケーションを活用することである。ノートPCやスマートフォンに搭載されているIP電話・Eメール・ボイスメール・IM・Web会議・SNS等の中から、報告、相談、交渉などの目的や相手に合わせた最適なメディアとコミュニケーションツールを選択し利用可能である。
[A]:文字コミュニケーション
[B]:ソーシャルメディアコミュニケーション

音声データの劣化要因は次のようなものがある。①パケット遅延。②パケットロス。③ジッタ。

問題26回答
パケット遅延は、通話の遅延につながりスムーズな会話を阻害してしまう。原因は、送信側のIP電話端末やVoIPゲートウェイ内の[A]遅延、パケット化遅延、伝送路のによる伝送待ち遅延である。
伝送路遅延
問題27回答
パケットロスは、リアルタイム性を重視しトランスポート層に[A]を採用していることで、音声パケットが欠落してもパケットの再送が行われないためである。また、ネットワーク機器内での伝送待ちバッファが[B]となる場合もパケットロスが発生し、[C]が発生する。
[A]:UDP
[B]:オーバーフロー
[C]:通話の途切れ
問題28回答
ジッタとは、ゆらぎのことで、音声パケットごとに[A]がばらつくことである。ネットワーク機器内での伝送待ち遅延のばらつきからくるもので、通話品質の低下に大きく影響する。対策としては、受信側のVoIP端末で受信した音声パケットを一時[B]に蓄積し、[C]で読み出すことで品質低下を回避している。
[A]:遅延度合い
[B]:ジッタバッファ
[C]:一定間隔
問題29回答
LANスイッチにVLANの[A]技術を適用し、物理的なネットワークはそのままで、音声ネットワークとデータネットワークの2つの論理的なセグメントに分離する方法が[B]である。これにより、音声トラフィックが[C]の影響を受けて音声品質劣化してしまうことを防ぐ。
[A]:IEEE802.1Q
[B]:ネットワーク分離
[C]:データトラフィック
問題30回答
ネットワークのQoS制御の1つとして優先制御があり、ネットワーク機器内での[A]を短縮するために、音声パケットをデータパケットより優先して送出する設定をする。たとえば、WANを構成するレイヤ3スイッチ・ルータにおいて、[B]技術等を利用し、高い[C]値が設定されている音声パケットを優先して伝送させている。
[A]:伝送待ち時間
[B]:Diffserv
[C]:ToS(Type of Service)
問題31回答
音声品質の評価方法・基準は「会話MOS」「PSQM」「PESQ」「[A]」の4つが代表的で、IP電話においては[A]での評価が採用されている。この評価では、音質・遅延・エコー・ラウドネス・[B]などのネットワーク環境要因を含めて総合的に評価している。[A]とは、21個のパラメータで構成される計算式に基づいて値を算出する。スコアは[C( ~ )]の値をとり、数値が高いほど音質が良好であることを示す。IP電話専用の050~を使用するためには、クラスC(R値>50かつ、エンドトゥエンド遅延<[D])以上が必要である。
[A]:R値(Rating Factor:総合音声伝送品質評価)
[B]:環境雑音
[C]:0~100
[D]:400ms
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