2-2.伝送方式

1.変復調方式と伝送特性

 

問題1回答
デジタル変調方式には、[A]方式(BPSK、QPSK)、[B]方式(16QAM、64QAM)等がある。
[A]:位相偏移変調
[B]:直交変調
問題2回答
BPSK変調は、2値の情報を伝送する際に、情報の値に応じて[A]器で送信信号の位相を正相または逆相にして送信し、受信側では送信側と同じ位相で信号の[B]を判定することで、送信された2値の情報を判定する。
[A]:位相変調
[B]:極性
問題3回答
QPSK変調は、4値の情報を伝送するために、位相を送る情報の値に応じて、45度から[A]度ずつ(計4つ)偏移させて送信し、受信側では送信側と同じ位相を再生したうえで、4点の位相判定点のうちどの2点を受信信号が通過しているかを調べることで送信信号の[B]を判定し、送信された4値の情報を得る。
[A]:90
[B]:位相
問題4回答
QPSK信号は、直交変調の基準位相(I相)と直交位相(Q相)の信号を、送信信号の情報に応じて2レベル(正相または逆相)に変調してから合成することで生成した信号と同じものになるため、[A]器や[B]器を使って変調・復調が可能である。
[A]:直交変調
[B]:復調
問題5回答
QPSK、16QAMはBPSKに比べ、単位時間当たりに伝送できる情報量がそれぞれ[A]倍、[B]倍となる。
[A]:2  [B]:4
問題6回答
QPSKや16QAMなどの位相偏移変調や直交変調を行うためには、[A]器を利用する。入力デジタル信号は[B]変換器により、IチャネルとQチャネルにマッピングする。
[A]:直交変調
[B]:直並列
問題7回答
復調部では、受信信号を分岐後に直行復調回路によって同期検波し、互いに直行する二つの[A]信号として復調する。これを[B](LPF)で濾波し、送信側に同期した位相で信号の極性および振幅を判定して元のデジタル信号列として取り出す。
[A]:ベースバンド
[B]:低域濾波器
問題8回答
QPSKでは計4通りのシンボル点を使って2ビットの情報を同時に伝送する。入力デジタル情報を2ビットを1組としてI相とQ相にマッピングして同時に処理するため、奇数ビット目の値に応じて[A]の位相が定まり、偶数ビット目の値に応じて[B]の位相が定まる。
[A]:Iチャネル
[B]:Qチャネル
問題9回答
符号誤り率を確保するために必要となる信号電力対雑音電圧比は、[A]の順に大きくなる。
①BPSK、QPSK、16QAM、64QAM
②64QAM、16QAM、QPSK、BPSK
[A]:①BPSK、QPSK、16QAM、64QAM
問題10回答
単位時間あたりに伝送できる情報量と、一定の伝送品質を保つために必要となる信号電力の大小は[A]する関係にあるため、電波伝搬特性のダイナミックな変動に追随して適応的に変調方式を選択して伝送する[B]方式が採用されている。
[A]:①比例 ②相反
[B]:①適応変調 ②位相最適化
[A]:②相反
[B]:①適応変調
問題11回答
適応変調方式を採用する場合、誤り訂正符号の[A]率を並行して切り替えることで、伝搬特性の変化に対してより良好な追随を図ることが可能であり、このような方式を[B](AMC:Adaptive Modulation and Coding)とよぶ。
[A]:符号化
[B]:適応変調符号化方式
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