ついにきましたね。2015年3月より、NTTドコモがLTE-Advancedサービス開始です!
「LTE-Advanced」とは、3GPPで標準化が進められているLTEの高度化した次世代通信方式です。
NTTドコモでは、「PREMIUM 4G」としてサービスを展開するとのことです。
KDDIでは日本初として、すでに2014年 夏からLTE-Advancedサービスを提供しています。
CMでもキャリアアグリゲーション!とじゃんじゃん流れていますね!
こちらのニュースでは、以下2点の技術が挙げられていました。
①キャリアアグリゲーション
②高度化C-RAN
①キャリアアグリゲーション
キャリアアグリゲーション(以下CA)は、1.5GHz帯(112.5Mbps)+2GHz帯(112.5Mbps)と800MHz帯(75Mbps)+1.7GHz帯(150Mbps)の2種類を使用する。
引用(ドコモ LTE-Advancedサービス「PREMIUM 4G」を3月27日から提供開始)
キャリアアグリゲーションのなかでも、
「Inter-band Non-contiguous Mode」という、離れた周波数帯を束ねて高速化を実現する技術ですね。
ちなみに、他にも2つの方法があります↓↓
「Intra-band Contiguous Mode」は、広い連続帯域を割り当てる方法。
「Intra-band Non-Contiguous Mode」 は、同じ周波数バンドの複数帯域(非連続)を割り当てる方法。
この機会に覚えちゃいましょう^□^
②高度化C-RAN
マクロセルにより構築されたエリア内にスモールセルを重ねて配置するアドオンセルを制御する高度化C-RANを導入し、通信トラフィックが集中するエリアでの通信容量増大をはかる。
引用(ドコモ LTE-Advancedサービス「PREMIUM 4G」を3月27日から提供開始)
C-RANとは、Centralized Radio Access Networkの略で、基地局制御部を集中設置するネットワークアーキテクチャ。
使用できる無線容量を増大させ、制御するという技術は更なる次世代への基礎になっていきそうですね。
更に詳しく知りたい方は、NTTドコモの報道資料を是非見てください!
技術の進化がとまらないっ!
わいきちも資格学習で基礎固めて、実務で経験積んで、進化せねば!