2-2.伝送方式

2.伝送路符号化方式

問題1回答
マルチパス伝搬環境下において、通信品質を確保するための誤り制御技術として、[A]や[B]等がある。
[A]:誤り訂正符号化(FEC:Forward Error Correction)
[B]:自動再送要求方式(ARQ:Automatic Repeat reQuest)
問題2回答
リアルタイム性が要求される場合は、受信部だけで誤り訂正が可能な[A]を適用する。
[A]:誤り訂正符号化(FEC)
問題3回答
正確性が要求され、一定の伝送遅延が許容される場合は、[A]と[B]が適用される。
[A]:巡回冗長検査(CRC:Cyclic Redundancy Check)
[B]:自動再送要求方式(ARQ)
問題4回答
インタリーブ処理は、無線伝送回線で発生する[A]を時間軸上で分散させて[B]化することで誤り訂正符号の能力を効果的に引き出す目的で使用される。
[A]:バースト・エラー
[B]:ランダム
問題5回答
音声等のアナログ信号は、送信情報を多値データ(シンボル信号)として[A]化するリードソロモン符号が適している。
[A]:伝送路符号
問題6回答
リードソロモン符号(RS符号)は、生成多項式を使用し[A]を生成し、受信部では[B](符号誤り状況を表す情報)を計算することにより、誤り訂正を行う。
[A]:符号語
[B]:シンドローム
問題7回答
送信する元情報のビット列を一定長ごとに区切り、あらかじめ定めたルールに従って特定の符号値(符号化後のビット列)を対応させる符号化の方法は?
ブロック符号化
問題8回答
畳み込み符号では、過去の一定区間の情報符号系列全体の情報を使用し符号化を行う。現在のデータと過去[A]個のデータにより出力符号が決まるため拘束長は[B]となり、ひとつの入力信号に対し2系統の符号化信号を出力するために符号化率は[C]となる。復号には、[D]方式などが用いられる。
[A]:6
[B]:7
[C]:1/2
[D]:ビタビ復号
問題9回答
ターボ符号は、デジタル通信路においてシャノンの限界に近い通信容量を達成できる強力な誤り訂正符号である。符号器は、複数の[A]器と[B]機能によって構成される。復号側では、[C]復号したシンボルごとの誤っている確率(可能性)によって対応する情報を使い、復号、[D]処理、符号化をループ上に繰り返しながら復号する。繰り返しループを重ねると誤り訂正能力が高くなるが、処理時間が長くなって復号遅延が増加する。
[A]:誤り訂正符号器
[B]:インタリーブ機能
[C]:軟判定
[D]:デインタリーブ
問題10回答
LDPC(Low Density Parity Check)符号は線形ブロック符号の一種で、符号器で情報ビットと[A]行列を[B]演算することで符号語を得る。復号側では、雑音の影響を受けた符号語と[C]行列(生成行列と一定の関係にある)の演算結果から、符号誤りの発生したシンボルの位置を検出して訂正する。
[A]:生成
[B]:線形
[C]:パリティ検査
問題11回答
LDPC符号は、パリティ検査行列に特徴があり、行列の要素の大半が0であり、[A]の比率が非常に低い。ターボ符号の場合と同様に[B]演算に基づく軟判定、繰返し復号を適用することで、優れた[C]能力が得られることから、WiMAXやUMB等に採用される。
[A]:1
[B]:確率
[C]:誤り訂正
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